テレキャスターのヘッドストック 最初の量産エレキギターの秀逸なデザイン

テレキャスターが最も好きなギター

初めに手に入れたギターがテレキャスターだったからなのか、テレキャスターは最もお気に入りのギターです。

自分はルーツが好きなので色はブロンドカラーが一番好みでお金が許せばブロードキャスター時代のテレを手に入れたいと思っています。

意外と太い音、無骨なルックス、

 

よく考えると異質なヘッドストックのデザイン

それまでのギターのヘッドといえばヘッドの両側に3つずつバランスよくペグが並んでいるのが標準です。

ペグが片側一列に並ぶデザイン当時のギターの常識を壊したと言えます。

しかし、このヘッドストックの形は案外クラシックなデザインだったりします。

 

ヴァイオリンを横からみてみると…

ヘッドストックの形を横から見てみると何か似ているような気がしませんか?

ヴァイオリンのヘッドストックを横から見てみるとそっくりではないでしょうか?

ペグが一列に並んだ斬新なデザインの中でもクラシックなエレガントさを失わないのはこういう部分がポイントです。

(ちなみに後に発売されるストラトキャスタージャズマスターなどの方がヴァイオリン型ですが…)

 

徹底的な効率化をしながらもエレガントさを失わないフェンダーの妙

レオ・フェンダーのすごいところはまずはギターを工業製品として扱ったことです。

ボルトオン式のネックはネックとボディの成形を別で行うことができますし、メイプルの真っ直ぐなネックは材の無駄を大きく省くことができます。

ギブソンレスポールなどに見られる、ネックに角度がついた構造はどうしても無駄な木材が発生してしまい、無駄が多く高コストです。もちろんかっこいいですが…

電気配線もシンプルな造りであり、ギターを工業製品として製造する方法をとっています。

しかしそれだけシンプルに作ったとしても歴史があるということはエレガントなことです。伝統的な弦楽器のヘッドストックを思わせるデザインがそのエレガントさに色を加えています。

この辺りの匙加減がフェンダーのギターをここまで有名にしたのでしょう。

 

82年製フェンダージャパンテレキャスターのヘッド

 

Beady Eye deferent gear still speeding

リアム流のビートルズストーンズ

ずっとお気に入りのアルバムでしたがApple MusicにないのでCDを手に入れるしかないアルバム。

初めに聞いていた時はツタヤでレンタルして取り込んでいました。(いつの話や)

何度も思い出してmillionaierやbeat goes onなどをYouTubeで聴いていたのでもうこの際買った方いいなと思い購入しました。

 

アコースティックなアプローチの楽曲が半数近く入っており、音の厚みがすごかったオアシス時代の楽曲とはまた違った印象でとても好きなアルバムです。

 

for anyone

7曲目のこの曲が僕のbeady eyeとの出会いのきっかけです。

ラジオでこの曲が流れた時にバンド名と曲名を聞き漏らさなかったことは今でもよかったと思います。

シンプルなアコースティックナンバーで、なんとなく聴いていると聴いていたことすら忘れるくらいのシンプルな曲です。

曲の長さも2分少しの曲で無駄がない曲です。

グッドメロディーをそのまま余計な付け加えなしに完成させたような、そんな曲です。

 

kill for a dream

タイトルは夢のためならなんでもするという意味の曲です。

このアルバムの他の曲にも言えることですが、リアムが内省しながら書いたような歌詞が特徴です。

Champagne Supernovaを感じさせるような曲で、シンプルなギターソロ、アウトロの浮遊感がお気に入りです。

 

beat goes on

このアルバムで最もお気に入りの曲。

歌い出しのthought if I died today~の部分から最高で、ステージの上でもし死んだとしたらどうだろう?といった内容。

自分にとっては日々の生き方がどうだろうかというのを考えさせられるような曲になっています。

”心のどこかでビートは鳴り続ける”というサビの終わりの歌詞だけで、音楽がリアムの生き方を感じます。

 

リアムの音楽への向き合い方を垣間見るアルバム

リアムの音楽的なルーツであるビートルズストーンズへのリスペクト、音楽をつくり、パフォーマンスすることが生きがいになっていることを思わせます。

歌詞だけでなく、楽曲の音色にもルーツを見ることができます。

付属のDVDでも本人が語っていましたが、「自分がいいと思うことをやる。世の中にクソだと思われても関係ない。」という言葉はとても美しく思います。

そういう生き方が色濃く反映されたアルバムだからこそこれからも聴き続けるだろうと感じています。

つづく

 

 

Beady Eye deferent gear still speeding

リアム流のビートルズストーンズ

ずっとお気に入りのアルバムでしたがApple MusicにないのでCDを手に入れるしかないアルバム。

初めに聞いていた時はツタヤでレンタルして取り込んでいました。(いつの話や)

何度も思い出してmillionaierやbeat goes onなどをYouTubeで聴いていたのでもうこの際買った方いいなと思い購入しました。

 

アコースティックなアプローチの楽曲が半数近く入っており、音の厚みがすごかったオアシス時代の楽曲とはまた違った印象でとても好きなアルバムです。

 

for anyone

7曲目のこの曲が僕のbeady eyeとの出会いのきっかけです。

ラジオでこの曲が流れた時にバンド名と曲名を聞き漏らさなかったことは今でもよかったと思います。

シンプルなアコースティックナンバーで、なんとなく聴いていると聴いていたことすら忘れるくらいのシンプルな曲です。

曲の長さも2分少しの曲で無駄がない曲です。

グッドメロディーをそのまま余計な付け加えなしに完成させたような、そんな曲です。

 

kill for a dream

タイトルは夢のためならなんでもするという意味の曲です。

このアルバムの他の曲にも言えることですが、リアムが内省しながら書いたような歌詞が特徴です。

Champagne Supernovaを感じさせるような曲で、シンプルなギターソロ、アウトロの浮遊感がお気に入りです。

 

beat goes on

このアルバムで最もお気に入りの曲。

歌い出しのthought if I died today~の部分から最高で、ステージの上でもし死んだとしたらどうだろう?といった内容。

自分にとっては日々の生き方がどうだろうかというのを考えさせられるような曲になっています。

”心のどこかでビートは鳴り続ける”というサビの終わりの歌詞だけで、音楽がリアムの生き方を感じます。

 

リアムの音楽への向き合い方を垣間見るアルバム

リアムの音楽的なルーツであるビートルズストーンズへのリスペクト、音楽をつくり、パフォーマンスすることが生きがいになっていることを思わせます。

歌詞だけでなく、楽曲の音色にもルーツを見ることができます。

付属のDVDでも本人が語っていましたが、「自分がいいと思うことをやる。世の中にクソだと思われても関係ない。」という言葉はとても美しく思います。

そういう生き方が色濃く反映されたアルバムだからこそこれからも聴き続けるだろうと感じています。

つづく

 

 

感想:荒木飛呂彦の漫画術 漫画を描く人だけに限らない「表現」についての本

「企業秘密を公にするのですから、僕にとっては、正直、不利益な本なのです」

ジョジョの奇妙な冒険の作者である荒木飛呂彦が、王道漫画の描き方について書いた本です。

一見、異作と考えられがちなジョジョですが本人は至って真面目にど真ん中の王道漫画を意識して描いています。

漫画の描き方についての本ですが、内容は極めて普遍的です。

映画を含め全てのエンターテイメントに繋がる考え方を学べ、応用可能な良書です。

 

 

最初の1ページをめくらせろ!

初めでは荒木先生が新人だった頃に考えたことについて書かれています。

漫画家にとって最も恐ろしいことは、編集者に袋から原稿を出した瞬間に戻されてしまうことです。

1コマ目を見ただけでダメだと判断されてしまい、ページをめくらないままに原稿袋の中に戻されてしまう。考えただけでもいやですね。

編集者は1日にそれこそ大量の漫画に目を通さなければならないためいちいち読んでられません。

1ページ目をめくってもらえる作品は

①絵が特徴的 ②読みたくなるタイトル ③いいセリフ

の条件を満たしていることがポイントです。

1コマ目からその作品の魅力を強く伝えることで編集者に引いては読者に読まれる漫画になるのです。

漫画の基本四大構造は①キャラクター ②ストーリー ③世界観 ④テーマ

漫画を構成する4概念として、キャラクター、ストーリー、世界観、テーマが挙げられ、前にいくほど重要な概念となります。

漫画の基本四大構造と言いながらも実際には映画でもドラマでもなんでもこの構造を応用することができます。

 

キャラクター

強力なキャラクターはそれだけで漫画を描くことができてしまいます。

魅力的なキャラクター(例えば両さん)に事件を用意すれば一話描くことができると本文中では言われています。それほどまでにキャラクターは重要です。

ジョジョにおいても荒木先生はそのキャラクターならどのように行動するかを感じ取りながら描いていたそうです。

キャラクターを魅力的に描くためにはそのキャラクターがどのような動機で行動しているかを明確にする必要があります。

そのキャラクターがなぜ行動をするのか、そして信じるものに向かって孤独に戦う姿が王道のヒーローなのです。

 

ストーリー

ストーリーは漫画を構成する2番目に重要な要素です。

ストーリーを作る上で特に重要なポイントは2点あります。

まずは起承転結がはっきりしていることです。

起で主人公を読者に紹介し、承で主人公を敵や困難に出会わせます。

転では主人公が困難に立ち向かいますがさらなる困難により窮地に立ちます。

結はもちろん勝利などのハッピーエンドです。

バトル漫画では主に起承転結の転が何度も続くような構成が一般的です。

 

2点目は、王道漫画は常にプラスのストーリー展開であることです。

現実世界では壁にぶつかったり、敗北が訪れたりします。

しかし王道のストーリーは常にプラス。常に上がっていくストーリーを読者は求めているのです。

世界観

世界観は読者が浸りたいと感じられるかどうか、そして実際に浸れるかどうかが重要です。

世界観はリアリティとも言い換えることができます。道具やメカの丁寧な描写や街並みの再現度の高さはもちろんです。

さらにその世界がどう言う構造になっているか(政治や組織構造)やスポーツを描くならそのルールや歴史に至るまで詳細に決定しておくことが重要です。

しかしここで決めた世界観を全て語ることは避けます。

劇中で語りきれないまでの世界観を構築しておくことが没入できる物語の世界をつくるのです。

テーマ

最後にテーマについてです。

テーマは直接的に語られるものではありません。

重奏低音のように物語の裏側に存在し続けています。

テーマとは作者のものの考え方や生き方が反映されます。

作品をつくる上でどういう書き方を選択するかはテーマが根底にあります。

例えばジョジョのテーマは人間讃歌です。人間は素晴らしいということがテーマにあるので主人公たちは自分の力で困難を切り拓いていくのです。困難で何かが急に助けてくれることはないのです。

 

まとめ:漫画だけでなくあらゆる表現に生かせる本

漫画術とタイトルにありますが、あらゆる物語表現に生かすことができます。

さらに、キャラクターと自らの人生を重ね合わせることで自分の生き方にも繋がりを感じました。

ジョジョが売れ続ける理由の一端と、一流の思考の深さを感じる本です。

荒木先生の漫画力は知っていましたがここまで入ってくる文章を書くとは驚きです。

この本を読んで物語作品に対する新たな視点を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

 

つづく…

ギブソンJ-45とマーティンD-28 どっちを買うのか… 定番アコースティックギターの比較

ギブソンとマーティンどっちを買うの?

アコギが欲しいなという今日この頃。近くの楽器屋に以前はなかったJ-45とD-28の定番アコギの2種類が置かれていたので試してみることにしました。

違いがあるなら言語化してみよう

比較する上で重要なことは言語化することです。

音楽は感覚的な部分も不可欠で言語化できない部分もあります。

しかし吟味して一生もののギターを買ううえでどうして選んだのか、決め手は何だったのか。言語化しておくことで後に何故選んだかを説明することができます。その方が納得感のある買い物をすることができて幸せですよね?

みため:マーティンの圧倒的シンプルさ

見た目に関してはギブソンの方が好みです。そもそもサンバーストのルックスにギターの根源的な美しさを感じることが理由です。だってストラトレスポールもサンバーストがオリジナルじゃん!

マーティンのシンプルな美しさは素材の上質さと加工の完璧さを凛々しく見せてくれます。このナチュラルカラーが時を経て美しい茶色になっていく姿を見ていきたいと店に並んでいる状態から思わせてくれます。D−28ももちろん最高のギターだと感じさせてくれました。

D-28:音量がデカくて整っているサウンド

初めにマーティンを試してみることに。店員さんがチューニング前にジャランと弾いてみただけで音がデカい。触ってみるとネックの裏がサテン加工されていて引っかかりにくく作ってあります。指板のエボニー素材は黒々としていて分厚く感じました。

実際に弾いてみると綺麗なキラキラしたサウンドで「あ〜これこれ」と感じさせてくれる音です。イメージするアコギサウンドを裏切らない素敵なサウンドです。クラプトンはマーティンのギターについて「道具のようだ」と表現しましたが、完成されたものは無駄が削ぎ落とされて自分の一部として道具のように使えるのです。どんなジャンルの音楽にもハマる優等生的なギターです。

J-45:こいつはロックやで…

店員さんにお願いしてギブソンも試してみることにしました。

チューニングしてる間に2本のギターの違いについて説明してくれました。2本の音の傾向の違いについては言いかけてやめてくれました。

実際に弾いてみると形はそっくりなのにまるで違う音が出ます。マーティンがシャラーンという音だとすると、ギブソンはブリブリ、バリバリした音がします。

1弦2弦の暴れ方と6弦5弦のパワーがなんともロックやブルースを弾きたくなる音色です。勢いがあるのでブリッジミュートしながら弾くスタイルにもぴったりな印象でした。マーティンがよい意味で道具の要素を醸し出していますが、こちらはいかにも楽器。楽器が音楽を選ぶようなそんなイメージを感じました。

ある程度試した後に店員さんにギブソンドンシャリな傾向があると言われ、確かにその通りです。

まとめ:結局どっちが欲しいの?

今日試した2本だとギブソンの方が弾いていて楽しいと感じました。それは自分のイメージする音色が60年代のアーティストや近年でいえばジャックホワイトのような美しいというより暴れたような、アコギなのに歪んだような音色だからです。

そういった意味ではギブソンのものがイメージにかなっていると感じます。

最後に店員さんに言われたことはギブソンは個体差があるということでした。

つまり、この音がいい!と感じたら買わないと2度と手に入らないということです。

気持ちはかなりギブソンに傾いていますが買うとなると複数本を試してみて決めることになるでしょう。相変わらず高い買い物はすぐには決められないものですね。

カラヴァッジョ展@あべのハルカス美術館

イタリア旅行でお気に入りのカラヴァッジョ

旅行で知って気に入った画家であるカラバッジョが来ると楽しみにしていました。

今回やっと観覧でき、大満足の展覧会になりました。

印象派の画家の展覧会は多く開催され機会が多いですが、バロック期の画家の作品はなかなか珍しく感じます。

絵画以外の情報量が多く、画家に詳しくなくても楽しめる展覧会

普段の展覧会では絵画と少しの絵画の説明文程度しか情報量がありません。

展覧会のメインの画家の作品なら説明が豊富なケースが多いですが、その他の作品に関しては作品名と画家の名前のみであることも少なくありません。

しかし今回はカラヴァッジョ以外の画家の作品に作品の紹介とその画家から見たカラヴァッジョ印象が紹介されています。

画家の作品だけでなく、パーソナリティーに迫った展示の工夫が今回の展覧会の魅力です。

素行不良の画家が描く緻密な絵画

カラヴァッジョは初期の頃、緻密な静物画と得意としていました。その実力が認められ有名になった画家ですが、何しろ素行の悪さで有名です。

夜な夜な剣を腰に差して出かけては喧嘩をするような人間だったそう。

それがエスカレートして殺人を犯し逃亡生活を送るはめになりました。生活に苦悩が満ちれば満ちるほどに、描かれる人物の表情は力強く、真に迫るものになりました。

逃亡の旅が広げたカラヴァッジョのスタイル

今回の展覧会では、彼に影響をうけた画家の作品も紹介されています。

光を強く当て、陰影を強調した描き方や背景が暗くシンプルな様子に共通点が見られます。

前述の通り、彼は素行がかなり悪いことで有名で何度も逮捕され、投獄され脱獄し、挙句の果てに殺人を犯してしまった人物です。

殺人のために逃亡生活を送ることとなってしまいましたが、そのことが彼の影響力を広げることになったと考えることもできます。

何しろイタリア北部で生まれた彼が最南端のマルタ島まで逃亡しているのですからその移動距離は驚愕です。

神話や聖書のモチーフを一般人をモデルに写実的に描く

マリアやキリストなどの聖書からの題材でも過度に理想化や美化することはせずにモデルを用いて写実的に描くスタイルは当時はとても新しく、批判を浴びたようです。

マリアの絵を娼婦をモデルに描いたら確かに批判されるのも無理はないですね。

しかしそうして一般の人をベースに描くことでポーズに臨場感が生まれますし、精緻に描ける利点があります。

期待を裏切らない展覧会でした

展示の内容、解説の細やかさ、画家のパーソナリティーに迫る映像など絵画を中心に据えつつ様々な切り口からみせる展示方法が大満足の展覧会になりました。

ぜひ一度足を運んで見てはいかがでしょうか?

 

 

ちきりん新刊「賃貸か購入か判断基準はこの3つ」の感想

ズバリ判断基準はこの3つ

1 経済的に無理なく買える状況にある

2 賃貸物件では実現できない「購入したい積極的な理由」が存在する

3 自分や家族のライフプランがある程度、固まっている

 

この3つの基準はより具体的に書かれており、いずれも厳しい条件です。

「経済的に無理なく買える」は頭金を2割貯めており、額面給与の5倍以内だということが条件です。ライフプランに関しても向こう10年間は見通せていることが条件になります。

 

家を買ってまで手に入れたいライフスタイルがあるか?

しかし2番目の積極的な購入の理由があることに勝るポイントはありません。

家を買うということは家を買ってまで手に入れたいライフスタイルがあるか?という問いを自分に投げかけることと同義です。

一般的な日本の住宅の間取りやデザインとは大きく異なる家、自分の趣味のための家に住むためには最大公約数の住宅に住んでいては実現できません。

オーダーメイドでしか実現できない(リノベーション含む)価値を求め、それを言語化し、具現化する。それが住宅購入の満足度を最大限に高める方法です。

 

投資家的思考で家を買うことはやめよう

物件をお得だからという理由で購入することは避けましょう。

「安いから」「今が買い時だから」といった理由で買うことは必ずしも幸福度を高めることにはつながりません。

良い買い物とは、少し高いけれど本当にほしいものを買うことです。

個人がマクロのことを考えて買い物の意思決定をすることは本当に不毛であるという気づきを与えてくれます。

 

個人であるがゆえ手放す

お得に購入しようと思えば思うほど、投資家的な思考に陥ってしまいます。

購入するべき基準を満たすならばあとは市場と関係ないところで意思決定をする。

これは逆説的ですが投資にも言えることです。

後ろから(過ぎてから)見なければわからないことは気にしない、考えない。もういっそ手放してただ淡々と毎月積み立てて必要な時に現金化する。そういった戦略が結果的には最強であることを大学で学びました。

不確定なことは十分考慮しながらも手放してしまう考えが僕の好みです。