Beady Eye deferent gear still speeding
リアム流のビートルズとストーンズ
ずっとお気に入りのアルバムでしたがApple MusicにないのでCDを手に入れるしかないアルバム。
初めに聞いていた時はツタヤでレンタルして取り込んでいました。(いつの話や)
何度も思い出してmillionaierやbeat goes onなどをYouTubeで聴いていたのでもうこの際買った方いいなと思い購入しました。
アコースティックなアプローチの楽曲が半数近く入っており、音の厚みがすごかったオアシス時代の楽曲とはまた違った印象でとても好きなアルバムです。
for anyone
7曲目のこの曲が僕のbeady eyeとの出会いのきっかけです。
ラジオでこの曲が流れた時にバンド名と曲名を聞き漏らさなかったことは今でもよかったと思います。
シンプルなアコースティックナンバーで、なんとなく聴いていると聴いていたことすら忘れるくらいのシンプルな曲です。
曲の長さも2分少しの曲で無駄がない曲です。
グッドメロディーをそのまま余計な付け加えなしに完成させたような、そんな曲です。
kill for a dream
タイトルは夢のためならなんでもするという意味の曲です。
このアルバムの他の曲にも言えることですが、リアムが内省しながら書いたような歌詞が特徴です。
Champagne Supernovaを感じさせるような曲で、シンプルなギターソロ、アウトロの浮遊感がお気に入りです。
beat goes on
このアルバムで最もお気に入りの曲。
歌い出しのthought if I died today~の部分から最高で、ステージの上でもし死んだとしたらどうだろう?といった内容。
自分にとっては日々の生き方がどうだろうかというのを考えさせられるような曲になっています。
”心のどこかでビートは鳴り続ける”というサビの終わりの歌詞だけで、音楽がリアムの生き方を感じます。
リアムの音楽への向き合い方を垣間見るアルバム
リアムの音楽的なルーツであるビートルズやストーンズへのリスペクト、音楽をつくり、パフォーマンスすることが生きがいになっていることを思わせます。
歌詞だけでなく、楽曲の音色にもルーツを見ることができます。
付属のDVDでも本人が語っていましたが、「自分がいいと思うことをやる。世の中にクソだと思われても関係ない。」という言葉はとても美しく思います。
そういう生き方が色濃く反映されたアルバムだからこそこれからも聴き続けるだろうと感じています。
つづく