Kindleの縦スクロール対応
今日iPhoneでKindleを開くと縦スクロールに対応したとの通知が現れました。
ちょうどKindleのアプリがこうなればいいのになという話をしていたところの縦スクロール対応に驚きながらも早速試してみました。
このことが僕に与える影響は、
①読むスピードが格段に早くなる
②Kindleにおける読書体験が格段に向上する
③ずっと欲しいと考えていたiPadが必要無くなるかも
の3点で、Kindleで今まで以上にに本を読む習慣がつくような気がしています。
①読むスピードが格段に早くなる
スマホで文章を読むとき、通常どういった表示形式をされているでしょうか?
ブラウザからラインのようなアプリに至るまで、ほぼ確実に縦スクロールでの表示をされています。
それなのになぜかKindleアプリは横にページをめくるような表示形式のままでした。
ページの見開きを用いた表現が存在する漫画ですら縦スクロール対応している例があるのにいまだに横開きというのはかなり不思議でした。
活字に限らず、ほとんどのコンテンツが縦スクロールなのは、スマホという媒体にそれがマッチしているからです。
最適なコントロール手法を手に入れたことで読むスピードが実感できるほどに早くなりました。
②Kindleにおける読書体験が格段に向上する
Kindleで読書をするときにページをめくる感覚は最高と呼べるものではありませんでした。
ページをめくる時に一瞬読めなくなる。
そういった瞬間がページをめくるたびに発生することは集中力を切らす原因になり、無意識にでも読書をやめてしまう原因の1つになってしまいます。
視認性を向上させるためにやや文字のサイズを大きくしている自分はページをめくる頻度がより多いためこのストレスに悩まされていました。しかし今回のアップデートで全てのページをひとつながりに読むことができるようになりました。活字のみで構成される書籍にとってこの形式が自然であり、アプリの仕様に邪魔される状態から解放されました。
③ずっと欲しいと思っていたiPadが必要なくなるかも
大きな画面でインプットを一気に行うことができるiPadはずっと憧れでした。デジタルデバイスの使用用途を限っていきたい、使用時間を減らしたいと思っているにも関わらず、確実に読書しやすくなるという点で魅力を強く感じていました。
しかし今回の仕様変更でiPadは必要ないのかな?という考えが強くなっています。
むしろiPadを持っていると本を読むにも雑誌ばかり読んでしまいそうです…
もうしばらくは、iPhoneだけで過ごしてみようかと考えています。
まとめと今後欲しい機能
僕は縦スクロールがスマホに最も適した表示方法であると考えています。
スマホの縦長画面を最も有効活用でき、指の可動範囲を考えてもこの表示方法がスマホという媒体にはベストでしょう。少し試しただけで以前より効率がよいことに気づきました。
最後に僕が今後欲しいと思う機能についてです。
僕はKindleの使用中に通知の表示を制御する機能があるといいなと思います。Kindle起動中には通知が鳴らないようになれば、ほとんど紙の本に向かうような集中力で読書を進めることができそうです。
これからはたくさんのことができすぎるデバイスの機能をどれだけ自分で制御していくかが課題になると考えています。
おしまい